主題···人物・人形
素材···その他

『熊野』(ゆや)は、能を代表する曲の一つである。作者は、世阿弥[1]。禅竹の著書『歌舞髄脳記』に『遊屋』の記述がある。喜多流では『湯谷』。『平家物語』の巻十「海道下」(かいどうくだり)の場面から発展させたと考えられる。

遠江の国(現在の静岡県)、池田宿の女主人である熊野(ゆや)は、京の都で、平家の公達で権勢を振るう平宗盛(たいらのむねもり)に仕えています。

写真の背景にある箱付きです。