おおよそのサイズ 150×225cm
半世紀以上前に作られた布
インド茜の冴え冴えとした赤、職人の手数とおおらかな線、現代のインドの手仕事ではなかなか見られなくなったかつての草木染大国の素晴らしさの詰まった布です。
長期保管品につき未使用に近いとしましたが、新品未使用品です(お店で何度も広げて見せたりはしています)。
牛の糞を布に染み込ませて、砂漠の上に干し太陽光のブリーチ、
手彫りの木版で、黒い線を押す。
黒は鉄と砂糖と塩水から作られる。
ミロバランで下染め
インド茜で煮染め
また牛糞と太陽光でブリーチ
何度もその工程を繰り返し
最後に
竹串に布をタコ糸で巻き付け、染料を染み込ませて手描きする(カラカムリペン)。
何十もの工程を経て生まれる布。
草木染めの源流とも言えるインドの手仕事の布です。
使いこみ、洗濯(ナチュラル系洗剤が望ましいです)、天日干しを繰り返していくと
赤と白と黒の色が残ります。その姿が冴え冴えとして美しいです。
薄手ではありますがとても密な織りで丈夫です。
育てるのが楽しみな布です。
こちらは新品なのですが40〜50年以上前に作られた布なので、多少の汚れ、畳みシワがあります。
手仕事ならではの染めシミ、ムラもあります。
時が経っている為、商品シールが上手く剥がれない事があります。
個人的にはあらゆる面で当時の手仕事の味と好んで捉えていますが、完品を求める方は購入をお控え下さい。
よろしくお願い致します。
ビニールで包んで紙袋など簡易包装での発送となります。
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